特徴
私たちの身近に
近くて遠い食材だった「なまず」…
きれいな水、水質・衛生管理を徹底した、新しい方式の養殖場で丁寧に育てた低カロリー、低脂質、高タンパクの「熊野なまず」が誕生!身近な食材として提供できるようになりました。
こだわり
「熊野なまず」は、美しい山の麓から流れる地下水で、卵から生まれて、成魚になるまで育った完全養殖のなまずです。
養殖池では、薬品は一切使用せず無添加状態で、世界遺産の豊かな自然と温暖な気候の中で、ストレス無く育てています。
出荷する際には、きれいな水の掛け流しと餌抜きを行った後、素早く血抜き、ぬめり取りを行うことで、臭みのない「熊野なまず」の鮮度保持を第一に考えています。
養殖場から素早く加工場に移送し、これら工程を経て、商品として「セミドレス」や「フィレ」に素早く加工し冷凍保存しています。
弊社では、養殖から加工・販売まで一貫し、安心・安全な商品をお届け致します。
健康食材として
熊野なまずは健康食材として、タンパク質が多く熱量と脂質が少ないためとてもヘルシー
エネルギーkcal | タンパク質g | 脂質g | 鉄mg | 亜鉛mg | |
---|---|---|---|---|---|
うなぎ | 255 | 17.1 | 19.3 | 0.5 | 1.4 |
なまず | 159 | 18.4 | 8.6 | 0.4 | 0.6 |
熊野なまず | 128 | 22.6 | 4.2 | 0.50 | 0.67 |
商品ラインナップ
セミドレス
内臓を除去してなまずをそのままの姿で瞬間冷凍し、真空パック。
フィレ
内臓を除去してなまずを三枚におろして瞬間冷凍し、真空パック。
白焼き・蒲焼き
三枚におろしたフィレをそのまま焼き上げ、あるいはタレをつけて焼いた蒲焼きを瞬間冷凍し、真空パック。
養殖技術
Technology
美しい山の麓の地下水で育った完全養殖の「熊野なまず」
国内初の新方式による養殖場内では、きれいな地下水を使い卵から稚魚・成魚・出荷できるサイズまで、完全養殖の「熊野なまず」を育てています。
エサは、これまで研究を重ねる中、自社独自配合の人工飼料を使用し、なまずの育成ごとに技術を駆使した結果、美味しいなまずが誕生しました。
養殖池内では、薬品等は一切使用せず、無添加状態でストレスのない「熊野なまず」を育てており、そのため養殖場内への立ち入りは、専属社員以外は禁止という衛生管理を徹底しています。
また養殖池の水質と水温は「熊野なまず」の生育に大いに影響するため、管理体制を徹底すると共に、毎日欠かさず、水質・水温と「なまず」の生育状態をチェックしています。
川魚特有のニオイの問題は、弊社の新方式による養殖池にて、きれいな地下水とエサの工夫、水質・水温管理とストレスの無い環境の中で解決しております。
安心・安全な食品「熊野なまず」
「熊野なまず」は、既にマスコミ関係にも取り上げられ、新しい高級食材として、有名なホテルで扱われるなど注目されて、好評を得ています。
なまずは、絶滅危惧種に指定されたうなぎの代替えとして、昨今メディアにもとりあげられていますが、「熊野なまず」は単なるうなぎの代替品ではなく、それをも超える旨味で新たな可能性を秘めた高級食材です。
日本で開業しているフランス人シェフが、「熊野なまず」を初めて使ってフランス料理3品を考案して頂きました。その美味しさは絶品です。
シェフは養殖場を自ら訪れて、自分の目で養殖技術を確かめ、安心安全な「熊野なまず」を最高級の食材として認めてくれた上で、シェフから「こんな美味しい、臭みのないなまずに出会えたのは初めてだ。」というコメントを頂きました。
養殖場は、熊野の山麓を流れる川の傍にあり、季節になると鮎が戯れるほど。
完全養殖の「熊野なまず」は、このような環境の中で、考え抜かれた養殖技術で手塩にかけて育てています。
考えぬかれた「加工技術・工程」
「熊野なまず」の出荷の際には、きれいな水の掛け流しと餌抜きを行った後、養殖場から加工場に移送して、素早く血抜き、ぬめり取りを行う加工作業を迅速に行い、臭みのない「熊野なまず」の鮮度保持を第一に考えています。
①加工場では、養殖場から「なまず」の受け入れを行った後、血抜き・内臓を除去しセミドレスの場合は、ブラストチラーで急速冷凍し真空パック後、冷凍保管します。
②フィレを作る場合は、血抜き・内臓除去した「なまず」をヘッドカッター機械と三枚卸機によりフィレ状態にします。そのフィレをブラストチラーで急速冷凍により鮮度保持をし、真空パックして冷凍保管します。
③白焼き・蒲焼きの場合は、②でフィレにした「なまず」を、ジェットオーブン機により、白焼き、あるいはタレ付による蒲焼きにし、ブラストチラーで急速冷凍し、真空パックにして冷凍保管します。
「熊野なまず」を使った料理
Cuisine
素材の旨味を活かした熊野なまずの料理例
熊野なまずの素材を活かした「和食」
熊野なまずの素材の旨味をなるべくシンプルに活かした料理は和食の定番である、お寿司・天ぷら・唐揚げ・蒲焼きなどの料理に使うことで新たな食感や旨味をお楽しみいただけます。
うなぎや鯛など代替品で、なまずはよく紹介されていますが「熊野なまず」は違います。徹底した水質・飼育管理のもと丁寧に飼育しているので旨味が凝縮されてます。
熊野なまずとフレンチの饗宴
海外では、なまずは広く一般的に使われています。この度ビストロ・ミラベルにてシェフ:ファブリス・ゴゲ氏が日本で初めて熊野なまずを使用したフランス料理3品を考案されました。
以下料理名
熊野なまずのタルタル(生切り身)
レンズ豆と野菜添え パプリカソース
熊野なまずとサーモンのテリーヌ
じゃがいもとパセリのラペオマールソース
熊野なまずのチーズ乗せかりかりオーブン焼き
エルブドプロヴァンス風味パセリとムール貝のリゾットホタテとトマトソース添え
世界遺産
World Heritage
豊かな自然と温暖な気候に恵まれ 古代より多くの人々に愛されてきた世界遺産の町
紀伊山地の霊場と参詣道「熊野三山」
古くから神々が宿る特別な地域とされる紀伊山地の東南部にあり、「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」の3社と「那智山青岸渡寺」の1寺を「熊野三山」と呼びます。「熊野三山」は、「熊野古道(熊野参詣道)中辺路」によって結ばれており、自然崇拝に根ざした神道、外来の仏教、その両者が結びついた修験道など多様な信仰形態を育んだ神仏の霊場です。
熊野参詣道、高野山町石道、大峯奥駈道などの参詣道(古道)とともに広範囲にわたり保全されており、山岳、森林と一体となった「文化的景観」が認められ、2004年7月、ユネスコの世界遺産 に「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録されています。
写真提供:新宮市商工観光課
熊野速玉大社
1952年再建の社殿が建つ現在の熊野速玉大社の境内を中心に、「権現山」と熊野川を約1km溯る祭礼の場「御旅所」「御船島(三重県紀宝町)」を含む。熊野川の川岸に接した社地は、遅くとも12世紀以来の位置をそのまま踏襲していることが考古学的調査や文献史料、絵画などによって判明しているとのこと。「権現山」には、多くの経塚の存在が確認されており、山腹には「神倉神社」が鎮座されている。速玉大社の祭神が最初に降臨したとされる巨石(ごとびき岩)は古代より神迎えの聖域として信仰されています。神倉神社の例祭「お燈祭」は、原始信仰を受け継ぐ祭礼として和歌山県指定の無形民俗文化財となっています。